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モミの木のクリスマススワッグ【作り方の解説】
公開 更新

モミの木のクリスマススワッグ
【作り方の解説】

クリスマスツリーに代表されるモミの木。

そのモミの木を使ったスワッグを作りましたので、その作り方の紹介です。

この記事は動画で作っているのスワッグの解説です。
作り方といっても、作業自体は動画を見ての通りなので、この記事では、
どんなことを考えながら」、「他の方法もあるよ」などを順を追って簡単にまとめてます。

記事と併せて動画を見ていただけると分かりやすいのではと思います。

使用した材料と道具

ワイルドフラワーを中心にユーカリやドライ素材を選びました。飾ったままでキレイにドライフラワーになる素材を使用していますので、クリスマスシーズンが終わっても、長く部屋に飾ってもらえるデザインのスワッグだと思います。

動画に登場する順番とは違いますが使用した材料です。
以下の順番は今回作ったスワッグの私が決めた主役から脇役の順です。

花材と資材

  • モミの木
  • キングプロテア
  • タルホーン (パナマソウ)
  • ステファ
  • リューカデンドロン
  • ユーカリ
  • プロテア コルダータ
  • 布(約35×40㎝)
  • ワイヤ(#18、#28)
  • フローラルテープ(ブラウン)
  • 麻ひも(約60㎝)
  • 輪ゴム(太め)

道具

  • ハサミ
  • 電動ドライバー
  • ペンチ

手順

まずは下準備

タルホーンのステムを長くする

タルホーンはそのままでは束ねることができません。そこでワイヤをかけてステム(茎の部分)を長くします。ステムに電動ドライバーのキリで穴をあけ、ワイヤを通して2週程回してかけます。ワイヤは#18のサイズ。

タルホーンは重さがあります。見た目の角度を微調整したいと思った場合は太めのサイズのワイヤを使うことで、思ったところで留まってくれますし、ワイヤが細いと束ねにくいので今回は#18を使用しました。

スワッグは壁に吊り下げて飾るので、ゆらゆらと自然な形で吊り下げたいときは細い番手のワイヤでも良いと思います。
ワイヤをかけたらフローラルテープで巻き上げます。

ステファの束を作る

もともと束になっているステファをほどき、小さな束をいくつも作ります。
材料の間に入れて、ステファが全体的にフワフワとしたデザインにしたかったので, 少し手間ですが細かくして束の数を増やしました。

これもワイヤを掛けてステムを長くします。ワイヤは#28。
フローラルテープで巻き上げます。

花材の葉を整理する

モミの木、キングプロテア、リューカデンドロン、ユーカリの結束する部分の葉を落としておきます。

結束する部分に葉が残っていると、残った葉がモサモサして組み難く感じます。
ステム同士の方がカチッと組めて上手くいきやすいです。もちろん経験者なら何も考えず取るのが当たり前なのでしょうが。

生花の花束と同じように葉の整理をするのですがスワッグに関して考えると、出来上がったものを吊り下げて時間が経つと段々と水分が抜けていき、結束しているところが緩くなってしまいます。
しかし最終的には輪ゴムで結束するので、緩んで抜けることはないようにするんですけどね。

スワッグを束ねる

長いものは下(奥)、短いものは上(手前)に

壁掛けタイプのスワッグでしたら、横から見ることはあっても後ろから見ることはありません。出来上がりを想像しながら、長いものの上に短いものが段々と重なるように束ねていきます。

キングプロテアをメインに、大きなモミの木は一番後ろにしよう」そんなことを考えながら組んでいきます。

脇役をバランスよく

キングプロテアの周りにタルホーン 、リューカデンドロン、ユーカリを束ねていきます。

2つのタルホーンはまとめて同じところに。リューカデンドロンは長いものは葉が見えるように、短いものは花先が見えるようにと分けて束ねます。ユーカリは長めに束ね、他の花材同士のクッション役として使います。

それぞれの隙間にステファを入れていきます。スワッグ全体がふんわりするようなイメージで束ねていきました。

背面に大きなモミの木を

スワッグを束ねている途中では、短いモミの木をクッションのようにしていき、最後に大きなモミの木が後ろになるように束ねました。

全体のバランスを整える

なんだか空間があいてしまったな」「このリューカデンドロンはもう少し長い方がいい」「ステファが固まりすぎたな」など自分のイメージに近ずけるように微調整をします。

今回の動画にはないですが、束ねていくなかでイメージと違ってきたので、途中からやり直したりしました。

結束する

麻ひもで結束し、長めに残した部分を壁にかけるための輪にしました。

次に輪ゴムでしっかりと結束します。この順番は、輪ゴムが最初でも良いですが私は輪ゴムを後にしました。
細かい話ですが、麻ひもごと輪ゴムで結束すると、吊るした後の麻ひもの輪の緩みが少ないと考えました。

布とリボンで装飾

お気に入りの布で結束部分を包むようにして、コットンのリボンで結びます。

ラッピングペーパーでも良いですが、布の方が素材感がナチュラルでいいと思ったからです。
リボンだけを巻いても可愛くてスッキリした印象になるので、飾る部屋や壁によって好きなものを選ぶと良いのではないでしょうか。

まとめ

スワッグの作り方や考え方は、作り手さんにそれぞれあると思います。
作る手順は動画を見ていただければわかると思いますが、この記事の「こんなことを考えながら作ってる」が、あなたの参考になれば嬉しいですし、自分の好きな材料で作る時の参考にしていただければと思います。

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About Me

大分県の大分市と別府市の生花店に合わせて10年間勤め、2018年に、大分市内で「GRAINY FLOWERS(グレイニーフラワーズ)」を開業。 勤務時代は、花束、アレンジメント、店舗内装飾、生け込み、お祝い、お供え、ウエディング、プリザーブドフラワー等の実務経験を積み、フラワー装飾技能士1級の国家資格を取得。 花の技術と知識を生かし、シンプルで素直な造形で、華美な装飾を控えた作品作りを心がけています。 「贈る人も贈られる人も喜んでもらえるように」、注文を頂いてから新鮮な花を仕入れ、花束やアレンジメントを製作しお届けをする、「店舗のない花屋」というスタイルをとっています。